『マネーの公理』”賭けて勝つ”ための哲学書
本書は12のルール(公理)によって構成されている
「人生は全てギャンブルである」
「人生を生きる賢明な方法はリスクを回避することではなく
自らをあえてリスクにさらすことだ」
とあるように”賭けて勝つ”ための哲学書である
読み返す度に学びのある書である。
今の私には
第二の公理『常に早すぎるほど早く利食え』
が痛いほど身にしみている
振り返るとそうしているときはトータルで勝ち
そうでないときは負けているのだ。
負け始めるきっかけになっているようにもみえる。
利食いの後にさらに伸びた時の「後悔を恐れてはいけない」と助言している
強欲のコントロールを学べる章である
また、すごく読みやすく訳されていることも
オススメできるポイントである。
『マネーの公理』
著者 マックス・ギュンター
監訳者 林 康史
訳者 石川 由美子
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『全ての投資は投機である。
唯一の違いは、
ある人はそれを認め、
ある人はそれを認めないことだ』